雨量計 APP
基本的な測定方法は、漏斗型の受水器(日本では直径20cmのものが標準的)を用いて降水を機器内に導き、その量を測ることで降水量を求めるものである。
寒冷地では、受水器などの降水に接する部分に電熱線、加熱油などを用いたヒーターを備えることで、雪、霰といった氷晶による降水も測ることができる機能を持つものが用いられている。また、受水器に入る直前・直後の雨滴・氷晶が風で飛ばされて観測に誤差が生じるのを防ぐために、受水器の入り口周辺に助炭(語源は囲炉裏・火鉢の保温・燃料節約用の覆い)と呼ばれる小型の防風柵が取り付けられることもある。