工工四エディター APP
工工四は三線の曲の要素をマス目で区切られた表の中に記述します。 この表は一般的に1ページ当たり12×12のマスから構成されており、最終ページだけ曲の長さに合わせてマスの数が少ない場合もあります。 工工四の表は、日本語の文章と同様に、右上から左下に読み進めます。 それぞれの音の高さは漢字で表されます。マスとマスの間に漢字を置くことで、音を伸ばす・止めることをより細かく指定することができます。 三線の譜面は、西洋の楽譜と異なり、それぞれの漢字は相対的にしか音階を表しません。 そのため、「ちんだみ」と呼ばれるチューニングの異なる曲では、同じ漢字でも別の高さの音になります。 工工四には音程に加えて、ハンマリングやアクセントなどを表す様々な音楽的な記号を含めることができます。 また、表の横に歌詞や声の調子や歌い方の指示を含めることもできます。
工工四エディター 特徴:
- 12×12のシートに三線の譜面を書くことができます。
- 「八」、「九」 など左手を動かす必要のある部分を赤字で表示できます。
- 譜面の横に音節ごとに歌詞を書くことができます。
- 歌用のメロディを三線用の譜面の横に書くことができます。
- 歌い方を表す 「才」、「汎」、「勺」 などを、 伸ばしを表す 「|」 などの記号を入力でき, ピッチの上下やグリッサンドなどを入力することができます。
- 「本調子」, 「二上」 など、複数のちんだみに対応しています。
- それぞれのちんだみ用のチューニングに対応しています(「本調子」 用に A2#-D3#-A3#、B2-E3-B3、C3-F3-C4 など)。
- 曲のテンポを自由に設定できます。
- 工工四の譜面だけでなく、作曲者情報や作詞者情報を入力することができます。
- 歌詞を曲の節ごとに分けて記述することができます。各音節ごとに歌詞の追加、挿入、削除や交換ができます。
ミュージックプレイヤー 特徴:
- 作成中の工工四に対して、再生・一時停止・停止を行い、曲を確認することができます。
- 現在再生中のパートを強調表示することができます。
- 工工四の練習のためのインタフェースを用意してあり、リアルタイムでタイミングを合わせて演奏する事が出来ます。
- 16bitのPCM音源を用いて、歌のメロディをシミュレートする機能があります(ヘッドフォンの使用を推奨します)。
ファイル管理機能 特徴:
- 工工四ファイルの作成・削除・名前変更・複製が行えます。
- 作成した工工四をPDF、MusicXML、MIDIなどの形式で書きだすことができます。
- 作成した工工四を、ほかのAndroidアプリで開く機能があります。
- 工工四の編集中に自動保存する機能があります。
- アプリがクラッシュした場合に備え、自動でバックアップを取る機能があります。
設定可能項目:
- 歌詞や歌のメロディの表示・非表示や、歌のメロディのシミュレーション、再生中のパートの強調表示を個別にオン・オフすることができます。